進路指導研究会をおこないました
2021年06月22日お知らせ
本日、ライセンスアカデミー・大学新聞社より2名の講師をお招きして、教員対象に進路指導研究会を行いました。
「2021年度入試概況と私立大学における入学者選抜の実態・課題」
「国公立大学における入学者選抜の実態・課題」
という2つの話題でお話をいただきました。今年度の大学入試の現状から来年度以降の見通しに至るまで、大変有意義な内容でした。
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- お知らせ


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2021年06月22日お知らせ
本日、ライセンスアカデミー・大学新聞社より2名の講師をお招きして、教員対象に進路指導研究会を行いました。
「2021年度入試概況と私立大学における入学者選抜の実態・課題」
「国公立大学における入学者選抜の実態・課題」
という2つの話題でお話をいただきました。今年度の大学入試の現状から来年度以降の見通しに至るまで、大変有意義な内容でした。


2021年04月27日お知らせ


2021年04月09日校長先生から
陽射しにやわらかな春の兆しが感じられる季節になりました。本日は、規模縮小とはいえ、このように令和3年度入学式を挙行できますことは、私たち教職員にとりまして大きな慶びであります。
まずは、北海生となった416名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員、そして皆さんの先輩となる2年生・3年生も皆さんの入学を心より歓迎しております。
昨年度、皆さんはコロナ禍にあって、多くの不安を抱えながらも、人生の大きな節目となる高校受験に挑み、その局面を乗り越えてこられました。逆境の中では、様々なことがらに対して自ら考える機会があったはずです。自分自身を見つめ直すきっかけになった人、あるいは、不自由さを感じる中、自分のことだけではなく、他者のために「何ができるか」「何をすべきか」を考え、自ら行動をとった人もいるかも知れません。きっかけはどうであれ、皆さんのそれらの経験や行動は、これから皆さんが人間的に成長していく上で、必ず財産になるものです。
今日からは北海生となって、この学び舎で新たな友と出会います。高校生活を通じて経験するもの全てが、皆さんにとって、価値ある人生の土台になってくれることを信じてやみません。
北海高校は、1885年(明治18年)に創立された北海英語学校を起源とし、創立以来、今日まで135年の歴史を刻んできました。既に4万1千人を超える卒業生は、本校の卒業生であることを誇りに、全国さまざまな方面で活躍をされています。
本校の前身である旧制北海中学校第二代校長の戸津高知先生は、生徒の個性と自学自習、自治的精神を尊重する教育者でした。当時、戸津先生は折に触れ、生徒に「北海生よ、タンポポであれ」と語っていたそうです。皆さんは、タンポポの花をどのようにみているでしょうか。タンポポは、特定の環境でしか咲けない花ではありません。自分が根付いた環境に適応し、時にはアスファルトの割れ目からでも芽を出します。葉や茎が刈り取られようとも時期を見て必ず再生し花を咲かせます。それはしっかりとした「根」を持っているからに他なりません。見た目が綺麗で、部屋で飾られるような花であっても、根が脆ければ環境の変化に対応できず、すぐに枯れてしまうでしょう。植物も人間も同じです。
学力、体力、そして心の力と書く心力などにおいて、本当の強さを手に入れるためには、見えないところで地道に努力をすることが必要となります。中でも素直さや他者の気持ちを理解できる誠実な内面性を磨くことは、それが人間的基礎力になるものと理解して、常々その自覚を持ち続けることが重要です。
北海高校の教育活動の「根」に当たるものを建学の精神といいますが、それは「質実剛健・百折不撓」です。ちょうど皆さんから見てステージ左側に掲げられている書がそうです。この意味は、「明朗・快活で己を飾らず、誠意を持って物事に当たり、どんな困難にあっても挫けない強い意志で自分を鍛える」というものです。どうか、皆さんの中にも、北海高校のDNAを持った「根」を強く育み、タンポポのように、それを深く伸ばして、逞しい青年になることを将来の目標にして下さい。そして、自分を活かすことのできるふさわしい場所に飛んで行き、自分らしい花を咲かせてもらいたいと願います。
皆さんは今、高校生活のスタート地点に立ちました。義務教育を終え高校に入学した今この時が、自分自身の人生を自らデザインしていく、自律した自分づくりのはじまりです。己を律するために、「学びの質の向上」は不可欠です。これまでとは違う意識を持ってもらうために、3つの言葉を紹介したいと思います。
それは、「知りません。教えて下さい。お願いします。」の3つです。これらの言葉は、フランス哲学研究者の内田樹氏の著書、「学ぶ力」という本の中で、人の成長に必要なものとして記されている箇所を要約した際、キーワードとなる言葉です。少し拡げて説明をすると、人の成長に必要なのは、まず、「自分が無知であるという自覚もっていること」、そして、「自分にとって何が先生になるのかを探り当てる力を備えること」、最後に「礼儀正しさ」だと内田氏は述べられています。
高校の勉強が中学校までの勉強と違うのは、端的にいうと、学ぼうと思った者にしか学力は得られないということです。勉強は作業ではありません。正解の無い世の中の課題に対峙する時、必要となる学力は、暗記による知識ではありません。また、誰かにさせられている感覚で勉強を続けても、学力を伸ばすことはできません。「なぜ、どうして」という学びの本質への渇望が何よりも重要です。すべては、自分が学ぶ必要性を自覚することです。しかし、それが難しいと感じるなら、まずは自分の先生を捜してみることです。先生とは、学校の先生はもちろんですが、クラスの友人であったり、学校生活を通じて見えてくる先輩の姿であったり、本の中にある言葉や日常のふとした場面にも存在します。そのようなものを見つけられる観察力、そして共感する力を備えようとする努力から始めるとよいでしょう。そして謙虚さを忘れないで下さい。勉学に限らず、本当に学ぼうと思ったときに、人は謙虚になります。謙虚になったとき、人は自然と礼儀正しくなるものです。「知りません。教えて下さい。お願いします。」生涯にわたり学習をしていく皆さんは、高校時代に限らず、一生学び続けることが必要ですから、その姿勢づくりのために、どうかこの言葉を胸に深く刻んで、これからの北海高校での生活を有意義なものにして欲しいと願っています。そのために、私たち教職員も精一杯、皆さんをサポートし、この三年間、皆さんと共に歩みたいという思いを新たにしています。
結びとなりましたが、保護者の皆様にはお子様の教育を本校に託していただき、心よりお礼を申し上げます。ご期待にそえるよう教職員一同力を尽くしてまいります。今日から始まる北海高校での三年間が、新入生の皆さんにとって人生の確かな土台となることを心から願い、以上、式辞といたします。
令和3年4月9日 北海高等学校長 秋山 秀司


2021年04月09日お知らせ


2021年04月08日校長先生から
今日から新年度が始まりました。皆さんも心新たに今日の日を迎えてくれていると思っています。コロナ対策には、昨年度以上に万全を期して、私たちの学びや思考が止まらないよう工夫を重ねて学校生活を送っていきましょう。学校は集団生活をする場ですから、まずは皆さん一人ひとりの理解と協力、そして大人の対応をお願いします。
さて、学校の特色について話をするようなとき、どこの学校にもある教育目標を基本に話をしますが、私立の場合、その教育目標の大前提にあるのが建学の精神です。本校では「質実剛健・百折不撓」ですね。北海高校は22年前、男女共学になることを機会に、新たに「北海高校の育てたい人間像」というものを設けました。4項目からなるものですが、皆さんは知っているでしょうか?
それは、Be Independent! 独立心を持った生徒 Be Responsible! 信頼される生徒 Be Active! 「生きる力」を備えた生徒 Be Gentle! 多様性を認め合う生徒 この4つです。
20年の月日が経っていますが、今、正に目指していきたい目標値です。改めて皆さんにもこの存在を確認して貰いたいと思います。北海高校の年間スケジュールには、この目標を達成するための取り組みが網羅されています。三年間を通じて、授業はもちろん学校行事や部活動など、その一つひとつの取り組みが目標達成のためにどれも大切です。昨年はコロナの関係で、その多くが実現できませんでしたが、新しい生活スタイルを取り入れて、今年こそ、どれも可能にしたいと思っています。その際、皆さんには何か一つのことだけに力を注ぐという発想ではなく、すべてのことに全力でチャレンジして、特に諸活動と進路の実現には、少しでも高みを目指し、結果に繋げてもらいたいと強く願っています。
北海高校の特色を表現する時、古くから使われるフレーズに「文武両道」という言葉があります。本来なら学芸と武芸両方に優れていることをさす言葉ですが、実際には、その捉え方は色々です。最近の一般社会では、どちらかというと文が勉強、武が部活動として区別され、学校の特色を表す場合も、進学実績や部活動、特にスポーツの成果などを基に文武どちらかに力を入れている学校だと見られがちです。しかし、北海高校が自ら表現してきた文武両道は、初めから文武を分けていたかというと、私は決してそうではないと思っています。
以前、私が読んだ岩波文庫に、「翁問答」というものがあります。江戸前期の儒学者で、晩年には日本陽明学の祖といわれるようになった中江藤樹によるものです。この中に「文武両輪」という言葉が出てきます。この言葉が出てくる背景には当時の世相が関係します。江戸時代初期は、まだ戦国の世から抜け切れず武力優勢の不安定な時代でした。江戸幕府は、人心を和らげようと、いわば政策的に学問を奨励しました。ですが、「翁問答」の中には、「元来、文武は一徳にして、各別なるものにてはなく候」とあります。要するに、文武は同根一体、つまり、文の根は武であり、武の根は文であるということです。
学問による徳のある知識とその思考によって、物事を正しく捉えて問題を解決することは、結局は武力を行使することなく、多くの人の命を救い社会にも貢献したことになりました。当時の学問は儒学を指しますが、これに従えば、「文武はどちらか一方にのみ捉われてはいけない」。すなわち両立すべきものであるという考えになります。両立とは形だけのことを指すものではありません。成り立たせることですから、それぞれを高めあい、文武両方に最大限の結果を求めることになります。
「翁問答」の中には、心の学と書く「心学」についても触れられています。心学とは、人の内面、つまり心の道徳的可能性を信頼し、徳のある人をいわば先生とし、心を鍛えることで相応しい考え方、生き方が見いだせるというものです。これらから考えると、社会に役立つ人材になるためには、学芸と武芸を両立させようとする、その覚悟ができる強い心をまず持つべきだ、ということになるのではないかと思います。
創立期の北海にあった細かな教育理念と中江藤樹らの儒学による教えが共通しているという根拠は何もありませんが、「質実剛健・百折不撓」の建学の精神を大切にしてきた本校が、古くから部活動を奨励し続けてきたことは、人間づくりには、それが欠かすことのできないものという意義が理解されていたのだと思います。
北海高校の歴史を辿ると、一つのことにずば抜けて秀でた人材がいたこともよくわかりますが、一方で、北海の起源となっている北海英語学校は札幌農学校、つまり現在の北海道大学に進学するための学校でもありました。当時、数少ない高等教育機関に進学するには、当然、個性を伸ばしつつも勉学全般に人一倍の努力をしていたことが想像できます。それこそ文武は同根一体であることを具現化した卒業生が大勢いたのだろうと思います。今と変わらず、当時から多様な生徒が集まっていたこの学校では、いつの時代も生徒同士が励ましあい高めあってきました。今日は、部活動の話をしましたが、文武の武は、決して運動部だけをイメージするものではありません。文化部はもちろん、委員会活動を含む生徒会活動やボランティア精神を大切にすること、何かに属さなくとも、自分の考えで永く継続していることや趣味であっても、武として考えることができます。取り組むものこそ違っても、各々が様々な状況に身を置いて経験することが、自身の進路を切り拓いていくことに大きく役立ちます。皆さんにはそのことを信じ、「本来の文武両道」の意味を再確認して新学期を始めてもらいたいと思います。コロナに屈することなく有意義な一年にしましょう。新年度に当たり、教職員全員で皆さんの活躍に期待をしています。


2021年04月08日お知らせ


2021年04月07日お知らせ


2021年03月22日校長先生から
ただいま、大会の報告、今年度の優等賞など各賞の発表があましたが、それは何かと苦しい一年の中で、皆さんが努力した証です。本当におめでとうございます。新型コロナウイルスに関しては、現在は変異種の拡大が懸念されています。先日の野球の応援でも皆さんに協力してもらいましたが、どんな場面においても、私たちは気を抜かずに、この先も予防の徹底に取り組んでいきましょう。
さて、今年度は2ヶ月遅れによる授業、学校行事・部活動なども行えず、秋には再休校となってしまいました。授業の遅れは、だいたい取り戻せましたが、年間で予定していた講習を例にすると、3年生を優先したこともあり、1、2年生については計画通りには進めませんでした。大変申し訳なく思っています。
ただ、3年生の進路については明るい話もあります。コロナ禍での3年生の気持ちを察すると、少しでも早く進路先を決めたいという思いがあったと思いますが、確実に合格できる保障のない推薦入試に中途半端に時間を遣わず、むしろ自分の高校生活にもっと大きな意味を持たせようと、気持ちを切り替えて、本当に目指したい目標に妥協せず、一般受験にチャレンジした生徒が多くいました。
結果、国公立大学の合格者は、現在61名になっています。現役で55名を超えたのは久しぶりです。この他、早稲田、明治、立教、立命館、同志社など道外私大にも、多くの合格者が出ています。このように自分自身の考えに変化を持たせ、ピンチをチャンスに変えた先輩たちの成果は、皆さんにとっても大きな勇気になるものだと思っています。
今月1日は、本校の卒業式でしたが、そこで前生徒会長によって答辞が述べられました。コロナ禍を経験した北海高校での生活を振り返り、「繋がる」という言葉について話をされました。人とのつながり、社会とのつながり、命や記憶、伝統をつなぐなど、様々な観点で思いを語ってくれました。その内容には、北海に学んだ者として、それを土台にこれからどんな生き方をし、将来に渡り、母校北海とのつながりを大切にしたいというものでした。その力強い言葉に、私は精神的に自律している人間性の豊かさを感じました。
本来なら最高学年となった3年生が、高校生活のあらゆる場面で精一杯努力をする姿を、後輩たち、つまり皆さんが直接見ることで、自分もこうありたいと憧れのまなざしを向けられるものですが、そういった良い見本となる場面が、十分に伝わり切れない一年であったと思います。
あえて、私から卒業していった先輩たちのことを、ちょっとだけ表現するなら、優れていたと思うことは、まずは心の強さと優しさです。はじめから何でもできる器用さはなくとも、それを修正する力や互いを励まし高めあう力は素晴らしく、ものごとの善悪が判る大人の考え方ができる集団でした。今年の卒業生も人として質実剛健であり、行いとして百折不撓であったと思っています。
来年度は、いよいよ2年生諸君が集大成の学年となり、1年生が学校の中核を担う学年となります。ここで唐突かも知れませんが、皆さんは現時点で、自分は大人である。あるいは大人として振舞えているという自信はあるでしょうか。
当然、理解していることだと思いますが、来年4月から成人年齢が18歳に引き下げられます。保護者の同意なしにできることが増えますが、同時に自分の責任が社会的に厳しく問われるようになります。
今年1月、朝日新聞を読んでいると、大学進学をした学生が、家計への負担をかけまいと、SNSを利用する中で大金が手に入るという話に誘導され、その結果、大きな借金を作ってしまったという事例を目にしました。記事によると消費生活センターに寄せられる、この類の相談件数は年々増え、2万件近くにも上るとありました。そしてこれらの事例の半数近くが20代前半だということです。
こういったお金に関することばかりではなく、最近は情報化がより高度になって、ものごとを深く考えなくても便利な社会に生活することが可能になってきていることから、何も疑いを持たずに生活することは、常識から取り残され、様々なトラブルに巻き込まれていく可能性が高まります。既に皆さんのほとんどがスマートフォンを持っていますが、当然、メディアリテラシーにも精通しておくことが急務だと感じます。
改めて問いますが、皆さんは、まもなく大人になるという自覚はありますか。何をもって大人か。このことに自ら考えることは本当に重要です。
答えは一つではありませんが、端的にいうなら、まずは精神的に自分を律する自律が基礎となることを理解して下さい。自分勝手に考えない、相手を思いやる、自分と他者との違いを受け入れ、その違いを尊重する。そうすることができて、はじめて金銭的にも自立し、責任感を持って様々なことに挑戦することができるようになります。自分の歩む道を切り拓くためにも、どうか精神的自律が達成できているかどうかから見直をしてみてください。不足していることに気づけば速やかに改善していきましょう。そうすれば、先輩達のように、皆さんが掲げている希望も決して夢ではなく、必ず達成できるものになります。達成できるんだ。達成するんだ。という気概を持って新年度を迎える準備をすすめて下さい。すべては皆さんの意識からはじまります。
明日から春休みとなりますが、有意義な時間にできることに期待をして私からの話を終わります。


2021年03月19日お知らせ


2021年03月17日お知らせ


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