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新着情報

札幌市にある北海高等学校から
新着情報をお知らせしています。

令和2年度 入学式を行いました

2020年04月09日お知らせ

令和2年度の入学式が本校体育館で行われ、365名の新入生を迎えました。新型コロナウイルス感染予防のため、保護者は1名のみの参加をお願いし、換気にも最大限配慮した中で行われました。
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校長講話

2020年04月08日校長先生から

みなさんおはようございます。新年度なので、全てにおいてリフレッシュした気持ちで今日の始業式を迎えたかったのですが、新型コロナウイルスに関しては、依然として終息の目途が立たない状況にあり、私たちはまだまだウイルスの脅威と様々な不安を感じています。しかしこの間、このウイルスの特徴や、感染予防方法など、完全ではありませんが少しずつ判ってきていることもあります。この先も社会情勢には十分な注視が必要ですが、私たち一人ひとりが、このウイルスに対する正しい知識と常識ある行動を責任持って果たすことにより、日常を取り戻していきたい考えています。ぜひ皆さん自身の健康管理を徹底すると共に、学校はもちろん家庭においても、周りへの十分な配慮を意識して行動してほしいと思っています。どうぞご協力ください。
 さて、話は変わりますが、今年の札幌における桜の開花予想日は4月28日だそうです。この開花予想には、ある法則性があることを知っているでしょうか。その年の2月1日以降の最高気温を足していく中で、その累積温度が600度を超えた日に開花するという考え方です。累積温度には諸説あるらしいですが、この予想の仕方は大変精度が高いものだそうです。こういった科学的根拠が明らかになっている一方で、先日、私は、相田みつをさん の日めくりことばに「どんな雑草にも 時期がくれば だまって自分の花を咲かせ 自分の実をつける」ということばに目が留まりました。大変ポジティブなことばですし、直感的に「質実剛健・百折不撓」の精神を大切にし、雑草のように強く、全国どこにでも花を咲かせるタンポポにも例えられている北海生には、よく馴染むことばだと感じました。とはいえ、このことばの中で出てくる「時期」についてですが、それは決して、いつの間にかやってくるものではないということを、しっかり受け止めておかなければならないと思います。その「時期」は、ただ待っていればよいのではなく、物事を大成させるには、毎日の積み重ねが大切であるように、必ず具体的な行動が求められていることを忘れてはいけません。命あるものは、その命を絶やさないように自然の中で、また置かれた環境に適応しながら生きています。それは、例え雑草であっても、私たちが見過ごしているだけで、きっとひたむきに生きているということを感じずにはいられません。植物は、決して私たち人間を楽しませるために花や実をつける訳ではありませんが、私たち人間は、その美しく綺麗な花を愛でて、心を癒されたりしています。そのために私たちは植物を育てようとしますが、当然、花を咲かせるためには、正しい知識で水やりをしたり、日光に当てたり、肥料や剪定を行うことが不可欠です。つまり、理想の花を咲かせようとするなら丹精を込めることがとても大切です。
高校生である皆さんも、3年間という限りある生活の中で、自ら希望する進路を実現しようとするのであれば、自分の置かれた環境をどう活用していくべきか、周りからどんな力を借りる必要があるのか、具体的に取り組むべきものは何か、その見極めと主体性が大変重要となります。
私たちは植物とは違い、ものごとを深く考え、強い意志を持って自ら動くことのできる人間です。自分の人生ですから、自分自身と向き合う時間を大切にして、この一年の行動と努力が実り、将来、納得のいく花を咲かせるようにしたいと願います。一年の始まりですから、心を新たにして動き出していきましょう。

年度初めの話はここまでとして、次に学校生活再開のための留意点について、具体的な話をします。大変重要なことですので、静かに聞いてください。

(以下、中略)

最後に、学校には色々な事情を持っている人がたくさんいます。絶対に自分を中心に考えないでください。このような社会状況が続く中で、みなさんには、あえて色々なことに気が付いて欲しいと思っています。例えば、健康管理の方法や危機管理について学ぶ大きなチャンスであるのかも知れません。更には、コロナ感染に関係する言葉による冗談や嫌がらせ、差別を意識させる言動などが社会でも問題視されていますが、思ったことを直ぐに発信できる時代において、皆さんには良く考えて、正しく行動できるスキルを身につけて欲しいと思います。北海生であるがこそ、世の中には、このウイルスによって、大変な状況におかれている人たちが大勢いることを心に留めて、自分たちのできることを一つひとつ取り組むのだということを大切にして、他者を思いやれる青年、信頼される青年であるべきです。ぜひこの機会に私たちの人間力を高めていけるよう努力しましょう。

始業式を行いました

2020年04月08日お知らせ

 本日、令和2年度の始業式が行われました。通常であれば2,3年生が体育館に整列して行うところですが、新型コロナウイルス感染予防のため、それぞれの教室での始業式となりました。従いまして校長先生のお話と新任の教職員の紹介は全校放送で行われ、その後、新しいクラスにおいて気持ちも新たに今年度がスタートしました。

新入生のオリエンテーションを行いました

2020年04月07日お知らせ

 4月9日の入学式に先立ち、新入生のオリエンテーションを行いました。教室や靴ロッカーの確認と書類の提出をしてもらい、入学式についての確認を行いました。今年は新型コロナウイルスの感染予防のため、オリエンテーションは各教室で行いました。

校長講話

2020年03月21日校長先生から

今日は令和元年度の修了の日です。節目と考える大切な日ですので、本来なら厳粛な気持ちでこの一年をしっかり締めくくりたいところですが、新型コロナウイルスの感染症拡大の防止と皆さんの健康を第一に考えて、このように放送による修了式となりました。皆さんには約2週間に渡り、基本、各家庭において課題に取り組んでもらうことになったため、ストレスも溜まってしまっているのかも知れません。また、学年末試験が無くなったり、ブロック大学の語学研修も中止になってしまったことは、学校としても残念でしかたがありません。生徒の皆さんにも本当に申し訳なく思っています。しかし、この間、皆さんは時間の大切さと本当の意味での自己管理の難しさ、本来の「学び」に対して様々なことがらを考えるきっかけになったのではないかと思っています。学校において最も大事なものは授業ですが、自ら学ぶ姿勢こそがその前提にあることを、改めて理解して今後に活かしてください。

さて、今日はこの一年の成績発表の日でもあるので、評価に関する話をしたいと思います。皆さんは年間で何度か模擬試験を受験していますが、受験後に返却される答案と成績表のうち、何に重点を置いて振り返りをしているでしょうか。ただ手元に戻って来た瞬間、成績表にある偏差値や校内順位、志望校の判定だけを見て一喜一憂している人が結構多くいるように感じています。本来ならば答案の内容に対して、どこがどれだけできていないのか、なぜそうなったのか、次への対策として何に意識して取り組めばよいのか、今後どうなっていけるのかなど、自分と向き合って目標や計画をじっくりと考えることが大切です。同じように今日皆さんが受け取る通知箋も五段階評価の数字だけを気にしていては、具体的な次の行動について考えることもなく、そもそも学習に対しての考え方や物事に対する姿勢など、基本的な生活習慣に対する修正案は見出せないと思っています。まして、その表面的な評価だけを過大視し過ぎると、例えば、「自分は何をやっても、どう頑張っても結果が出せない」などと考え、もはや取り組んできたものへの評価ではなく、人間としての評価へと勝手に置き換えてしまうことで劣等感という妄想を持ってしまうことさえあります。

私は、評価を正しく次に活かすには、他者からの客観的な評価を参考にしながらも自己評価をすることがとても大切だと思っています。自分と向き合うということは、頭の中で広く、深く様々なことがらを振り返ることになります。また、振り返りには、どちらかというと反省点が主になりがちですが、良いことに対しても振り返ることの意義は大きいと考えます。正直、成績が上がったことを他者から評価されると気分もいいですし、その慶びは自信となって、次につなげられるものになっていきます。こういった成功体験であっても、なぜ出来るようになったか、自身で納得しておくことが重要です。せっかくの成功体験ですが、その根拠を知らずに過ごしてしまえば、出来ていたものがまた出来なくなることも十分あり得るのだと思うからです。

私たちは一年を通じて中期的に振り返りをする機会を持っていますが、本当は普段から学習活動や部活動、すべての行いにおいて常に自己評価することが必要であり、その中で納得感を積み重ねていくことが理想です。実は、皆さんが取り組んでいるスチューデントプランナーは、その日々の自己評価を積み重ねる訓練に他なりません。納得感を重ねることは、将来、自分が自信を持って飛躍するための足場を踏み固めるようなものですので、僅かでも向上しているという実感を持ってもらいたいです。そうすることで劣等感のような不必要な感情を持たなくてもよいことになります。

禅のことばに、莫妄想(まくもうぞう)という言葉があります。「もうぞう」は「妄想」のことです。マクという字は北海高校の校歌の一番目の歌詞に「寂莫の冬去りて」とありますが、この寂莫のバクという字です。寂莫とは、ひっそりと寂しいという意味ですが、「莫」には、「何々するなかれ」という意味があるので、莫妄想は、「決して妄想することなかれ」となります。妄想とは、何かの思いに捕らわれて、それに縛られてしまうことです。妄想が入り込みやすいものは、強い憧れであったり、また先ほども触れた劣等感など多々あります。憧れることは、自分もそれに近づこうと努力できれば悪いことではありませんが、努力をせずに思いだけを膨らませることは、むしろ身動きがとれなくなります。これは皆さんが志望校を考える際、一切の努力もせずに、目標設定だけは高く持っているような場合があれば、それも同じことと考えられるでしょう。
禅の世界では、修行に努力することで莫妄想の境地に至ろうとしますが、この修行で大切にされていることは、一つ一つの取り組みが丁寧で、心を配って目の前のことを淡々とこなすことだとされています。心を配って行動することとは、決して自己中心的で我がままなものではありません。むしろ周りのことを十分に考慮して行動することです。それは端的にいうと「作法」や「型」、違う言い方をすると「フォーム」といわれるものです。実際、柔道や剣道など、道という字がつくものには、すべてにおいて他者を思いやる礼儀、感謝、自己を律する精神が強く表れています。私たちが劣等感のような自縄自縛の姿に陥らないためには、日常において規則正しい生活を送る、その型やフォームを大切にすることだろうと思います。高校生である皆さんの仕事は、主体的に学習することであり、他者の考え、多様な考えを理解して様々な環境で多くの経験を積むことです。その意識の下で、まずは自分が設定したことに責任を持ち、コツコツと習慣化させる。それが皆さんにとって莫妄想への確かな一歩となり、自己目標を実現するための必須の条件だと思います。明日から春休みですが、規則正しい生活が維持していけるよう、改めてこの一年を正しく自己評価し、不足していることに対して具体的な考えと取り組みをする、そんな春休みとしてください。

修了式がありました

2020年03月21日お知らせ

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本日、令和元年度の修了式を行いました。新型コロナウィルス感染予防のため、体育館では行わず、各教室で行われ、校長先生のお話や離任される先生の紹介は全校放送によって行いました。
2月28日以来の登校で、久しぶりに校内が賑やかになりました。

『令和2年度 北海校校友会 全国支部長会議並びに校友会総会・集い』 開催中止のお知らせ

2020年03月19日お知らせ

現在発生している新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、校友会常任委員会で協議された結果、令和2年5月22日(金)に予定されておりました『北海校校友会総会・校友の集い』開催の中止が決定されましたので、お知らせいたします。

開催を楽しみにしてくださった皆様には、急なご案内となりご迷惑をおかけしますが、校友の皆さまをはじめ参加者、関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果ですので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

難関国公立大学 合格速報(前期段階)

2020年03月10日お知らせ

合格おめでとう!
3月10日段階での難関国公立大学合格状況です。
北海道大  3名
東北大学  1名
大阪大学  2名
札幌医大  1名
(医学科)

卒業式 校長 式辞

2020年02月29日校長先生から

おはようございます。校長の秋山です。
今朝は大変寒い朝でしたが、確実に春の気配を感じる季節になりました。3年生の皆さんは、昨日まで受験準備期間として、各々の進路の実現のために行動し、新年度からのスタートに備えて課題に取り組んだり、まだまだ受験の真っ最中ということで、時間を惜しんで机に向かっていた生徒もいたと思います。いずれにしても、皆さんの高校生活最後の頑張りに心から敬意を表します。
昨夜、皆さんにはホームページ等で急なお知らせをさせていただきました。皆さんもご存じの通り、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、北海道から非常事態宣言が出されました。これを受けて、本日は各教室で担任の先生からの北海高等学校・第72回卒業証書授与式を行うことにいたしました。これは学校としても断腸の思いの決断であり、今日の日を特別な思いで迎えられた皆さんと皆さんのご家族も遺憾に堪えない気持ちでいるものと思っております。大変残念なことですがどうかご理解ください。この後は、私から、皆さんにはなむけの言葉を述べさせてもらいます。
まずは、令和最初の記念すべき卒業生となる、第72期生442名の皆さん、卒業おめでとうございます。
私たち教職員もこの上ない慶びでこの時を迎えています。今、皆さんの胸の中には、北海高校での生活の様々な思い出が蘇っているのではないでしょうか。楽しかったことばかりではなく、辛かったこともたくさんあったと思います。しかし、北海高校での出会いと多くの経験から、発見や思考を繰り返してきた皆さんは、確実にこれからの時代を生き抜く力を身につけられたと、私たち教職員は強く信じています。この三年間、卒業生の皆さんが取り組まれたもの、その活躍には目を見張るものがありました。例えば、サッカー部は、昨年12月、第98回全国高校サッカー選手権大会への出場を果たしてくれました。11年ぶり10回目となる伝統校の復活です。試合では、ひたむきにプレーする選手はもちろん、仲間を信じ、心から応援するその姿勢は、実に清々しく立派なものでした。「素晴らしい選手である前に素晴らしい人間であれ」日頃からそう意識されているものが、見るものを魅了しました。また、昨年夏のインターハイには、サッカー部をはじめ、柔道部、陸上競技部、新体操部が、そして、今年一月の開催となった冬季インターハイには、フィギアスケート部門に出場をしました。中でも柔道部は、男女ともに団体で出場し、女子個人で佐々木南さんが全国3位となって校名を高めてくれました。一方、文化部においても全国大会の常連ともいえる弁論部や写真部を筆頭に多くの部がめざましい活躍をしてくれました。更に、個人の活動も実に活発でした。例えば、弁論部員でもある上田礼芽さんは、自分の視野を拡げようと外務省のユース非核特使として委任されている高校生平和大使に応募し、日本代表としてスイスの国連欧州本部を訪問して、核兵器廃絶と平和な世界の実現をめざす活動に参加しました。また、駒津柚希さんは、全日本歌唱王選手権に出場し、持ち前の歌唱力と磨き上げた英語力をもって、みごと優勝の栄冠に輝いています。後に聞くと、駒津さんは英語の授業での楽しさをきっかけに、本校の国際教育の一環であるカナダブロック大学の語学研修へ参加し、さらに現地での交流から洋楽に関心を持ったとのことでした。このように北海に学び、いろいろなものを活用しながら、それぞれの個性を伸ばし、更には潜在している能力を開花させてくれたこと、どれも学校として大変嬉しく誇りに感じるものです。
さて、北海高校は、道内はもちろん国内外において、有為なる人材育成を目的に、1885年(明治18年)に開かれました。初代校長の浅羽靖先生・二代校長の戸津高知先生らが、今日の北海高校の礎を築かれました。明朗快活の中に伝統を重んじ、いかなる苦境をもこれを排除して、何事にも屈することなく前進する「百折不撓」と「質実剛健」の校風を持ち、「確かな基礎力と行動力とを共に兼ね備えた人材、いわゆる「北海健児」を育成することに全力を傾けてきました。それは今年、創立135年目を迎える現在においても、なお変わらず受け継がれてきているものです。
すなわち、皆さんは北海高校の建学の精神の基、ここにいる多様な教師と友人との出会いの中で心身ともに鍛えられ、自らも鍛えてきたことに他なりません。卒業とは、新たな始まりでもありますが、皆さんには北海高校で過ごした実感を大切に、自分に対する自信を持って社会の中で物言える人物になって欲しいと思っています。
自己の人間性を発揮する場は、何であってもよいと思います。将来それぞれが置かれた場所や環境で責任を持ち、自己の特色が発揮できる人生であってください。自分と向き合うことを大切にするならば、たとえそれが遅咲きの花であっても構いません。北海高校時代に培われた基礎力が人生の土台となり、いつかは必ず実を結び、生涯を通じて見事に花を咲かせ、世の為になる人材になってもらいたいと心から願います。
皆さんがこれから歩んでいく社会は、少子高齢化が進み、経済・社会のグローバル化の波が押し寄せ、人口知能やロボット、再生医療など新たな科学技術が進展する一方、震災からの復興、エネルギー問題、安全保障など様々な課題と向き合っていくことになります。間違いなく私たちの生活環境や働き方は、大きく変化をしていきます。このような予測不能な時代を生き抜くために、皆さんには「しなやかでたくましい」人格を備えてもらいたい。つまりは人間力の形成です。人間力とは人間としての幅や深さのことであり、教養といってもよいでしょう。教養という知的階層を自分の中に持つことは、思考の軸を正しく認識できるようになります。これを土台として社会や時代の変化に柔軟に対応できる力、多様な価値観を持つ人々との人間関係を築くとともに、様々な人種や文化を理解できる感性。そして人類が平和的に暮らしていくための幅広い知見を持ちながら、紛争が絶えない世界に独自の価値観で平和をもたらすことのできる新たな発想。そんなしなやかさを身に付けることにつながります。そのためにも、皆さんには地道に自分を磨くこと、常に自分を変革していこうという志を持つことが重要です。イギリスの生物学者であるダーウィンは、自身の著書「種の起源」の中で、進化の過程では、「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るものでもない。唯一生き残るのは、環境に合わせて変化し続けるものである」と述べています。まさにこれからの新しい時代を生きる私たちにとってヒントになり得ることばです。
 卒業生の皆さん、激励の意味をこめて、最後にもう一つことばを贈ります。
「前途は遠い。そして暗い。しかし、恐れてはならぬ。
恐れない者の前に道は開ける。」
これは、大正時代に活躍をした作家で、「或る女」、「カインの末裔」などで知られる有島武郎が、これから独り立ちしていく自分の子どもたちへ向けて、どのように生きていくべきか、勇気を与える意味で綴られたことば「小さき者へ」の中の最後のフレーズです。
前途を祝す卒業式の日に、「皆さんの未来は明るい」とエールを贈る方が良いのかも知れませんが、現実には世の中は混沌とし、本当に未知なるものです。そこに船出をするには不安が伴います。人間であるが故に自分の弱さを実感し、時に折れそうになることもあります。しかし、何事にも限りをつくして、正々堂々とその困難に立ち向かう「百折不撓」の精神が、皆さんの人生のよりどころにあるならば、臆することはありません。北海高校の卒業生としての誇りと自信を持って、強く、たくましく、自分らしく生きてください。
結びになりますが、皆さんが今日の日を迎えられたことは、決して一人ではなし得ないことだということを改めて心に留めてください。今日帰ったなら、ぜひ、これまでの感謝の気持ちを家族の方に伝えて欲しいと思います。少し照れてしまうかも知れませんが、皆さんが本当に大人として成長したところを表現してみてください。きっと喜んでくれるはずです。
卒業生の皆さんの健康と幸せ、そして益々の健闘を祈念して、以上私からのはなむけの言葉とします。

令和2年2月29日   
北海高等学校長 秋山 秀司

第72回 卒業式を行いました

2020年02月29日お知らせ

 令和元年度 第72回 卒業式をおこないました。例年3月1日に行っておりましたが、今年度はコロナウィルスによる緊急事態宣言が出されたことにより、予行演習の予定だった2月29日の挙行となりました。ただし、集団感染を予防するため体育館では行わず、各教室において卒業生と教職員のみで行いました。
 放送により校長から式辞が述べられた後、成績優秀者の『優等賞』、課外活動で顕著な成績を収めた生徒への『学校長賞』などの表彰を校長室で行いました。その後、各教室において学級担任から卒業証書が授与されました。
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