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新着情報

札幌市にある北海高等学校から
新着情報をお知らせしています。

校長先生のお話

2017年12月21日校長先生から

みなさん、おはようございます。ただ今、表彰を行いましたが、今年も運動部・文化部などさまざまな分野でそれぞれに本当によく頑張ってくれたと思います。文武両道をめざす北海生の活躍を心から嬉しく思います。

さて、グリット(grit)という言葉があります。本来は砂利という意味ですが、砕けた言い方で、「がんばり、根性」という意味で使われるのだそうです。このグリットは、ビジネスやスポーツなど様々な分野で成功を収めた人がもつ、共通する要素として注目されるようになった言葉です。遠い目標に向かって、モチベーション、情熱を失わず、長期間にわたって粘り強く努力を続け、途中であきらめることなく最後まで物事をやり遂げる、そんな力のことをグリットというのです。何事かを成し遂げ、成功するためにはこのグリットが不可欠です。
 
全て物事を成し遂げるプロセスには、必ずある種の単調さがあるものです。勉強でもスポーツでも、あるいは芸術の世界でも、成果を出すまでには単調な作業やトレーニングに耐えて、それを続けていくことが必要です。人はしばしばその単調さに耐えかねて、諦めてしまい、結局物事が成し遂げられないということになってしまいます。単調さに耐えるためには、折に触れて今自分は何のためにこれをしているのか確認し、意味づけをしながら、モチベーションを保ち続けることが重要です。「fruitful monotony」という言葉があります。「実りある単調」ということです。
続けることでしか得られないものがあります。勢いで何かを始める事はできる。終わるのも簡単です。ただ続けていくことだけが難しい。物事を続けて、継続を力にするためには、「実りある単調」を創り出すことが何よりも大切なことです。勉強はもちろんですが部活動などでも、それぞれのプロセスで意味づけをしっかりとしながら単調さに押しつぶされず、工夫と改善を重ねて目標を達成する、そんな視点をぜひもってもらいたいと思います。

 今年も残すところあとわずかとなってきました。明日から冬休みに入ります。年末・年始が間に入った長期休業ということになりますが、寒さ厳しく体調を崩したりしやすい時期です。それぞれに規則正しく充実した休みとなるよう心がけてください。特に3年生でこれから受験というみなさんは、ラストスパートということになりますが、悔いのないよう最後までベストを尽くして頑張ってください。
 以上で、私の話を終わります。
全校集会(2017・12・21)