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新着情報

札幌市にある北海高等学校から
新着情報をお知らせしています。

平成28年度 前期終業式にて

2016年09月28日校長先生から

 今日で前期が終了し、今年度も半分が過ぎたことになります。
目には見えないけれども時の流れは速いものです。今週末には10月に入り、後期をということになります。
3年生は進路決定の大切な時期を迎えます。それぞれの進路目標の実現に向けて、最後までベストを尽くして頑張ってください。
2年生は修学旅行ということになりますが、とかく中だるみが指摘される時期でもあります。2年生の後期をどう過ごすかということは、進路実現に関しては決定的に重要だといっていいと思います。将来をしっかり見据えながら、メリハリのある生活を心がけてほしい。
1年生は、進路決定の第一歩ともいえる選択調査などがあります。進路学習を深めなければならない時期です。
それぞれに自分に与えられている課題、なさねばならないことをしっかり認識して具体的な取り組みを進めてほしいと思います。

 さて、前期は野球部が甲子園で準優勝したり、弁論部が全国最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞したりと、運動部・文化部ともに君たちの活躍が目覚ましかったと思います。
野球部は歴代「最弱」と心無いいわれかたをしていた時期もあったようですけれど、その逆境を乗り越えて甲子園大会に出場し、準優勝するという最高の活躍を見せてくれました。私も間近に見ていて、あらためて高校野球の魅力、素晴らしさを実感しました。文字通り、ひと試合ごとに強くなる印象を受けましたけれど、実際にその裏付けとしてひとりひとりの選手の成長があり、その結果単なる足し算以上のチーム全体の大きな成長があったように思います。
谷川俊太郎の詩に「自分をはぐくむ」という詩があります。その一節を紹介します。

あなたを導くのは
ほかでもないあなた自身
あなたはあなた自身を超えていく
自分を発見し続けることで

 自分たちで自分たち自身を導き、自分たちを新たに発見し続けることで、自分たちを大きく超えていった、この夏の野球部の戦いの軌跡を振り返って、私はそんなふうに思っています。
弁論の中川さんの場合、約3か月に渡って推敲を重ねて原稿をまとめあげ、完成までに使った原稿用紙は100枚程と聞いています。その間、さまざまに悩んだり苦しんだりしたことと思いますが、しかしそのプロセスを通して中川さんは自らを導き、自らを新たに発見し、そして自分自身を超えていく、そんな経験をしたのではないかと思います。
 ただぼんやりとしていたのでは、自分を導き、新たな自分を発見し、自分を超えていくことはできません。ひたむきに何かに打ち込むことによってのみそれは可能になるのです。北海生皆が、それぞれの目標にひたむきに打ち込み、自らを導き、新たな自分を発見し、そしてそれまでの自分を超えていく、そうあってほしいと思います。

 夏の甲子園大会が終わって1週間ほどたった頃、ある新聞記事に目が留まりました。どんな記事か、その一部を紹介します。
奈井江商業高校野球部の山本拓那(たくな)君(16)と顧問の林亨先生(36)はこの夏休み中も、2人で練習した。
 「お盆休みの3日間をのぞき、毎日朝8時半から午後2時ごろまで、準備運動に始まって、キャッチボール、投球練習、打撃練習と、林先生が考えたメニューをこなしていく。
 先生と2人だけなのによく続けられますね?そう聞くと、山本君はこんなことを話した。
 『先生がいう通り、毎日練習で努力することが、自分を変えることだとわかったんです。我慢できるとか、あきらめないとか。そうやって努力して試合に勝つ喜びを、この7月の連合チームで知りました』
 連合チームは月形、夕張、深川東の3校と組んだ。山本君と同じように、部員は少なくても、自分自身に向き合いながら野球を続ける仲間たち。秋の地区大会では、栗山を加えた5校でつくる。
 林先生はいう。
 『山本には部員1人の野球部でも、ひたむきに取り組むことの尊さを伝えたい。きれいごとかもしれないけれど、それが人間を育てるんだと思うんです』」
 
 北海高校のように規模が大きくて生徒の多い学校からはなかなか想像できないけれども、部員一人の野球部で毎日自分と向き合いひたむきに努力を重ねている人たちもいる。厳しい現実の中でもひたむきに頑張っている、そういう人たちにも思いを寄せてほしいと思います。そして、支えあい励ましあう仲間がいることに感謝しつつ、ひたむきに努力を重ねてほしい。それが自分をよりよく変え、育む唯一の道だと思います。
 後期は比較的落ち着いて過ごせる期間だと思います。それぞれの目標に向かってさらに頑張りましょう。