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2017年04月08日始業式 校長先生のお話

新着情報

札幌市にある北海高等学校から
新着情報をお知らせしています。

平成28年度 始業式での話

2016年04月08日校長先生から

札幌の街にも春が訪れ、心地よい日が多くなりました。
さて、今日からいよいよ新学期が始まります。皆さんも心新たに今日の日を迎えたことと思います。春は希望の季節です。そしてまた新しい出会いの季節でもあります。皆さんひとりひとりにとって、この新学期が新たな希望と出会いの中で、よりよい自分を創りだすよい機会となることを願います。今年度は、耐震工事の一環として、古い木造校舎を取り壊し、その跡に新しい校舎を建築する工事が来週から12月までの長期間かけて行われます。皆さんにもいろいろと不便な思いをさせることになると思いますが、よろしくお願いします。
さて、昨日はなかった花が、今日は咲いているというように、自然はあるいは世界はいつも新しい。一日とて同じ日はなくて、日々新しい世界が生み出されています。私たちも、自然のあるいはこの世界や宇宙の原理を自分の生き方の根本に据えて生きていけたら素晴らしいと思います。とにかく与えられた一日一日を大切にして今年度も頑張っていきましょう。
とかく私たちは、こうだったらいいなというような遠い望みを抱きながら、目の前にあるなさねば成らないことに力を尽くさない、いいかげんに対応してしまうということがあるように思います。
ドイツの大文豪ゲーテの言葉を紹介しておきます。七十四歳のゲーテが、三十歳そこそこの詩人志望のエッカーマンという人にアドバイスした言葉です。
それは「いつかはゴールに達するというような歩き方ではだめだ。一歩一歩がゴールであり、一歩が一歩としての価値をもたなくてはならない。」(エッカーマン『ゲーテとの対話』)というものです。漠然とゴールを夢見て今現在をなおざりに過ごすのではなく、「一歩一歩がゴールであり、一歩一歩が価値をもたなくてはならない」そんな気持ちを持って日々の営みに向き合うことが大切だと言っているのです。
森鴎外の『妄想』(明治44年)という作品にもゲーテのこんな言葉が引かれています。「汝の責務を果たさんと試みよ。やがて汝の価値を知らむ。汝の義務とは何ぞ。日の要求なり。」君がしなければならないことをしっかり果たそうとしなさい。それによって自分自身の価値を知ることができるだろう。君の義務とはなにかといえば、それはその日その日が君に要求しているものだというのです。
鴎外自身、こういう言葉を支えにしながら一日一日を生き、その充実した人生を創り上げたのだと思います。
今日から始まる新しい一年、日々を生きる中で、それぞれに本当になさねばならない日々の要求に誠実に、真摯に向き合いながら頑張ってほしいと思います。