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2020年04月06日新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開について
2020年03月21日校長講話
2020年03月21日修了式がありました
2020年03月19日『令和2年度 北海校校友会 全国支部長会議並びに校友会総会・集い』 開催中止のお知らせ
2020年03月10日難関国公立大学 合格速報(前期段階)
2020年02月29日卒業式 校長 式辞
2020年02月29日第72回 卒業式を行いました
2020年02月28日新型コロナウィルス感染症拡大防止に関わる臨時休校のお知らせ
2020年02月21日入学試験が終わりました
2020年01月17日校長講話

新着情報

札幌市にある北海高等学校から
新着情報をお知らせしています。

新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開について

2020年04月06日お知らせ

校長講話

2020年03月21日校長先生から

今日は令和元年度の修了の日です。節目と考える大切な日ですので、本来なら厳粛な気持ちでこの一年をしっかり締めくくりたいところですが、新型コロナウイルスの感染症拡大の防止と皆さんの健康を第一に考えて、このように放送による修了式となりました。皆さんには約2週間に渡り、基本、各家庭において課題に取り組んでもらうことになったため、ストレスも溜まってしまっているのかも知れません。また、学年末試験が無くなったり、ブロック大学の語学研修も中止になってしまったことは、学校としても残念でしかたがありません。生徒の皆さんにも本当に申し訳なく思っています。しかし、この間、皆さんは時間の大切さと本当の意味での自己管理の難しさ、本来の「学び」に対して様々なことがらを考えるきっかけになったのではないかと思っています。学校において最も大事なものは授業ですが、自ら学ぶ姿勢こそがその前提にあることを、改めて理解して今後に活かしてください。

さて、今日はこの一年の成績発表の日でもあるので、評価に関する話をしたいと思います。皆さんは年間で何度か模擬試験を受験していますが、受験後に返却される答案と成績表のうち、何に重点を置いて振り返りをしているでしょうか。ただ手元に戻って来た瞬間、成績表にある偏差値や校内順位、志望校の判定だけを見て一喜一憂している人が結構多くいるように感じています。本来ならば答案の内容に対して、どこがどれだけできていないのか、なぜそうなったのか、次への対策として何に意識して取り組めばよいのか、今後どうなっていけるのかなど、自分と向き合って目標や計画をじっくりと考えることが大切です。同じように今日皆さんが受け取る通知箋も五段階評価の数字だけを気にしていては、具体的な次の行動について考えることもなく、そもそも学習に対しての考え方や物事に対する姿勢など、基本的な生活習慣に対する修正案は見出せないと思っています。まして、その表面的な評価だけを過大視し過ぎると、例えば、「自分は何をやっても、どう頑張っても結果が出せない」などと考え、もはや取り組んできたものへの評価ではなく、人間としての評価へと勝手に置き換えてしまうことで劣等感という妄想を持ってしまうことさえあります。

私は、評価を正しく次に活かすには、他者からの客観的な評価を参考にしながらも自己評価をすることがとても大切だと思っています。自分と向き合うということは、頭の中で広く、深く様々なことがらを振り返ることになります。また、振り返りには、どちらかというと反省点が主になりがちですが、良いことに対しても振り返ることの意義は大きいと考えます。正直、成績が上がったことを他者から評価されると気分もいいですし、その慶びは自信となって、次につなげられるものになっていきます。こういった成功体験であっても、なぜ出来るようになったか、自身で納得しておくことが重要です。せっかくの成功体験ですが、その根拠を知らずに過ごしてしまえば、出来ていたものがまた出来なくなることも十分あり得るのだと思うからです。

私たちは一年を通じて中期的に振り返りをする機会を持っていますが、本当は普段から学習活動や部活動、すべての行いにおいて常に自己評価することが必要であり、その中で納得感を積み重ねていくことが理想です。実は、皆さんが取り組んでいるスチューデントプランナーは、その日々の自己評価を積み重ねる訓練に他なりません。納得感を重ねることは、将来、自分が自信を持って飛躍するための足場を踏み固めるようなものですので、僅かでも向上しているという実感を持ってもらいたいです。そうすることで劣等感のような不必要な感情を持たなくてもよいことになります。

禅のことばに、莫妄想(まくもうぞう)という言葉があります。「もうぞう」は「妄想」のことです。マクという字は北海高校の校歌の一番目の歌詞に「寂莫の冬去りて」とありますが、この寂莫のバクという字です。寂莫とは、ひっそりと寂しいという意味ですが、「莫」には、「何々するなかれ」という意味があるので、莫妄想は、「決して妄想することなかれ」となります。妄想とは、何かの思いに捕らわれて、それに縛られてしまうことです。妄想が入り込みやすいものは、強い憧れであったり、また先ほども触れた劣等感など多々あります。憧れることは、自分もそれに近づこうと努力できれば悪いことではありませんが、努力をせずに思いだけを膨らませることは、むしろ身動きがとれなくなります。これは皆さんが志望校を考える際、一切の努力もせずに、目標設定だけは高く持っているような場合があれば、それも同じことと考えられるでしょう。
禅の世界では、修行に努力することで莫妄想の境地に至ろうとしますが、この修行で大切にされていることは、一つ一つの取り組みが丁寧で、心を配って目の前のことを淡々とこなすことだとされています。心を配って行動することとは、決して自己中心的で我がままなものではありません。むしろ周りのことを十分に考慮して行動することです。それは端的にいうと「作法」や「型」、違う言い方をすると「フォーム」といわれるものです。実際、柔道や剣道など、道という字がつくものには、すべてにおいて他者を思いやる礼儀、感謝、自己を律する精神が強く表れています。私たちが劣等感のような自縄自縛の姿に陥らないためには、日常において規則正しい生活を送る、その型やフォームを大切にすることだろうと思います。高校生である皆さんの仕事は、主体的に学習することであり、他者の考え、多様な考えを理解して様々な環境で多くの経験を積むことです。その意識の下で、まずは自分が設定したことに責任を持ち、コツコツと習慣化させる。それが皆さんにとって莫妄想への確かな一歩となり、自己目標を実現するための必須の条件だと思います。明日から春休みですが、規則正しい生活が維持していけるよう、改めてこの一年を正しく自己評価し、不足していることに対して具体的な考えと取り組みをする、そんな春休みとしてください。

修了式がありました

2020年03月21日お知らせ

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本日、令和元年度の修了式を行いました。新型コロナウィルス感染予防のため、体育館では行わず、各教室で行われ、校長先生のお話や離任される先生の紹介は全校放送によって行いました。
2月28日以来の登校で、久しぶりに校内が賑やかになりました。

『令和2年度 北海校校友会 全国支部長会議並びに校友会総会・集い』 開催中止のお知らせ

2020年03月19日お知らせ

現在発生している新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、校友会常任委員会で協議された結果、令和2年5月22日(金)に予定されておりました『北海校校友会総会・校友の集い』開催の中止が決定されましたので、お知らせいたします。

開催を楽しみにしてくださった皆様には、急なご案内となりご迷惑をおかけしますが、校友の皆さまをはじめ参加者、関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果ですので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

難関国公立大学 合格速報(前期段階)

2020年03月10日お知らせ

合格おめでとう!
3月10日段階での難関国公立大学合格状況です。
北海道大  3名
東北大学  1名
大阪大学  2名
札幌医大  1名
(医学科)

卒業式 校長 式辞

2020年02月29日校長先生から

おはようございます。校長の秋山です。
今朝は大変寒い朝でしたが、確実に春の気配を感じる季節になりました。3年生の皆さんは、昨日まで受験準備期間として、各々の進路の実現のために行動し、新年度からのスタートに備えて課題に取り組んだり、まだまだ受験の真っ最中ということで、時間を惜しんで机に向かっていた生徒もいたと思います。いずれにしても、皆さんの高校生活最後の頑張りに心から敬意を表します。
昨夜、皆さんにはホームページ等で急なお知らせをさせていただきました。皆さんもご存じの通り、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、北海道から非常事態宣言が出されました。これを受けて、本日は各教室で担任の先生からの北海高等学校・第72回卒業証書授与式を行うことにいたしました。これは学校としても断腸の思いの決断であり、今日の日を特別な思いで迎えられた皆さんと皆さんのご家族も遺憾に堪えない気持ちでいるものと思っております。大変残念なことですがどうかご理解ください。この後は、私から、皆さんにはなむけの言葉を述べさせてもらいます。
まずは、令和最初の記念すべき卒業生となる、第72期生442名の皆さん、卒業おめでとうございます。
私たち教職員もこの上ない慶びでこの時を迎えています。今、皆さんの胸の中には、北海高校での生活の様々な思い出が蘇っているのではないでしょうか。楽しかったことばかりではなく、辛かったこともたくさんあったと思います。しかし、北海高校での出会いと多くの経験から、発見や思考を繰り返してきた皆さんは、確実にこれからの時代を生き抜く力を身につけられたと、私たち教職員は強く信じています。この三年間、卒業生の皆さんが取り組まれたもの、その活躍には目を見張るものがありました。例えば、サッカー部は、昨年12月、第98回全国高校サッカー選手権大会への出場を果たしてくれました。11年ぶり10回目となる伝統校の復活です。試合では、ひたむきにプレーする選手はもちろん、仲間を信じ、心から応援するその姿勢は、実に清々しく立派なものでした。「素晴らしい選手である前に素晴らしい人間であれ」日頃からそう意識されているものが、見るものを魅了しました。また、昨年夏のインターハイには、サッカー部をはじめ、柔道部、陸上競技部、新体操部が、そして、今年一月の開催となった冬季インターハイには、フィギアスケート部門に出場をしました。中でも柔道部は、男女ともに団体で出場し、女子個人で佐々木南さんが全国3位となって校名を高めてくれました。一方、文化部においても全国大会の常連ともいえる弁論部や写真部を筆頭に多くの部がめざましい活躍をしてくれました。更に、個人の活動も実に活発でした。例えば、弁論部員でもある上田礼芽さんは、自分の視野を拡げようと外務省のユース非核特使として委任されている高校生平和大使に応募し、日本代表としてスイスの国連欧州本部を訪問して、核兵器廃絶と平和な世界の実現をめざす活動に参加しました。また、駒津柚希さんは、全日本歌唱王選手権に出場し、持ち前の歌唱力と磨き上げた英語力をもって、みごと優勝の栄冠に輝いています。後に聞くと、駒津さんは英語の授業での楽しさをきっかけに、本校の国際教育の一環であるカナダブロック大学の語学研修へ参加し、さらに現地での交流から洋楽に関心を持ったとのことでした。このように北海に学び、いろいろなものを活用しながら、それぞれの個性を伸ばし、更には潜在している能力を開花させてくれたこと、どれも学校として大変嬉しく誇りに感じるものです。
さて、北海高校は、道内はもちろん国内外において、有為なる人材育成を目的に、1885年(明治18年)に開かれました。初代校長の浅羽靖先生・二代校長の戸津高知先生らが、今日の北海高校の礎を築かれました。明朗快活の中に伝統を重んじ、いかなる苦境をもこれを排除して、何事にも屈することなく前進する「百折不撓」と「質実剛健」の校風を持ち、「確かな基礎力と行動力とを共に兼ね備えた人材、いわゆる「北海健児」を育成することに全力を傾けてきました。それは今年、創立135年目を迎える現在においても、なお変わらず受け継がれてきているものです。
すなわち、皆さんは北海高校の建学の精神の基、ここにいる多様な教師と友人との出会いの中で心身ともに鍛えられ、自らも鍛えてきたことに他なりません。卒業とは、新たな始まりでもありますが、皆さんには北海高校で過ごした実感を大切に、自分に対する自信を持って社会の中で物言える人物になって欲しいと思っています。
自己の人間性を発揮する場は、何であってもよいと思います。将来それぞれが置かれた場所や環境で責任を持ち、自己の特色が発揮できる人生であってください。自分と向き合うことを大切にするならば、たとえそれが遅咲きの花であっても構いません。北海高校時代に培われた基礎力が人生の土台となり、いつかは必ず実を結び、生涯を通じて見事に花を咲かせ、世の為になる人材になってもらいたいと心から願います。
皆さんがこれから歩んでいく社会は、少子高齢化が進み、経済・社会のグローバル化の波が押し寄せ、人口知能やロボット、再生医療など新たな科学技術が進展する一方、震災からの復興、エネルギー問題、安全保障など様々な課題と向き合っていくことになります。間違いなく私たちの生活環境や働き方は、大きく変化をしていきます。このような予測不能な時代を生き抜くために、皆さんには「しなやかでたくましい」人格を備えてもらいたい。つまりは人間力の形成です。人間力とは人間としての幅や深さのことであり、教養といってもよいでしょう。教養という知的階層を自分の中に持つことは、思考の軸を正しく認識できるようになります。これを土台として社会や時代の変化に柔軟に対応できる力、多様な価値観を持つ人々との人間関係を築くとともに、様々な人種や文化を理解できる感性。そして人類が平和的に暮らしていくための幅広い知見を持ちながら、紛争が絶えない世界に独自の価値観で平和をもたらすことのできる新たな発想。そんなしなやかさを身に付けることにつながります。そのためにも、皆さんには地道に自分を磨くこと、常に自分を変革していこうという志を持つことが重要です。イギリスの生物学者であるダーウィンは、自身の著書「種の起源」の中で、進化の過程では、「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るものでもない。唯一生き残るのは、環境に合わせて変化し続けるものである」と述べています。まさにこれからの新しい時代を生きる私たちにとってヒントになり得ることばです。
 卒業生の皆さん、激励の意味をこめて、最後にもう一つことばを贈ります。
「前途は遠い。そして暗い。しかし、恐れてはならぬ。
恐れない者の前に道は開ける。」
これは、大正時代に活躍をした作家で、「或る女」、「カインの末裔」などで知られる有島武郎が、これから独り立ちしていく自分の子どもたちへ向けて、どのように生きていくべきか、勇気を与える意味で綴られたことば「小さき者へ」の中の最後のフレーズです。
前途を祝す卒業式の日に、「皆さんの未来は明るい」とエールを贈る方が良いのかも知れませんが、現実には世の中は混沌とし、本当に未知なるものです。そこに船出をするには不安が伴います。人間であるが故に自分の弱さを実感し、時に折れそうになることもあります。しかし、何事にも限りをつくして、正々堂々とその困難に立ち向かう「百折不撓」の精神が、皆さんの人生のよりどころにあるならば、臆することはありません。北海高校の卒業生としての誇りと自信を持って、強く、たくましく、自分らしく生きてください。
結びになりますが、皆さんが今日の日を迎えられたことは、決して一人ではなし得ないことだということを改めて心に留めてください。今日帰ったなら、ぜひ、これまでの感謝の気持ちを家族の方に伝えて欲しいと思います。少し照れてしまうかも知れませんが、皆さんが本当に大人として成長したところを表現してみてください。きっと喜んでくれるはずです。
卒業生の皆さんの健康と幸せ、そして益々の健闘を祈念して、以上私からのはなむけの言葉とします。

令和2年2月29日   
北海高等学校長 秋山 秀司

第72回 卒業式を行いました

2020年02月29日お知らせ

 令和元年度 第72回 卒業式をおこないました。例年3月1日に行っておりましたが、今年度はコロナウィルスによる緊急事態宣言が出されたことにより、予行演習の予定だった2月29日の挙行となりました。ただし、集団感染を予防するため体育館では行わず、各教室において卒業生と教職員のみで行いました。
 放送により校長から式辞が述べられた後、成績優秀者の『優等賞』、課外活動で顕著な成績を収めた生徒への『学校長賞』などの表彰を校長室で行いました。その後、各教室において学級担任から卒業証書が授与されました。
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新型コロナウィルス感染症拡大防止に関わる臨時休校のお知らせ

2020年02月28日お知らせ

 昨日の報道等でもありました通り、安倍首相から、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、3月2日から全国の小中高等学校に臨時休校とするようにと要請がありました。また、本日の夕刻、北海道知事から北海道全域に「緊急事態宣言」が発令され、道民に不要不急の外出は控えるようにと要請がありました。
 私立学校である本校においても、生徒諸君とご家族の健康面、安全面を最優先と考え、下記の対応をとることにしましたので、お知らせいたします。今後の状況によっては様々な可能性があり、時には臨機応変な対応を求められる場面もあるかもしれませんが、何卒、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいします。


⒈ 臨時休校 3月2日(月)〜3月20日(金)
・状況により期間延長となる場合もあります。
・この期間中は家庭学習期間とします。不要不急の外出を避け、自宅学習をしてください。部活動は禁止、学校への登校も禁止とします。また、万が一、新型コロナウィルス感染症に感染したことが判明した場合は速やかに必ず学校へ連絡してください。

⒉ 修了式・離任式  3月21日(土)
・この日は、登校日とします。修了式・離任式を行います。

⒊ その他
・春季休業期間中も臨時休校期間と同様に不要不急の外出を避けてください。

入学試験が終わりました

2020年02月21日お知らせ

本日、入学試験が無事に終わりました。
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校長講話

2020年01月17日校長先生から

皆さんおはようございます。冬休みが終わって今日から授業が再開されます。ただいま表彰がありましたが、これ以外にも冬休み中には全国大会をはじめ、団体でも個人でも北海生の活躍があったことを見聞きしています。また、休み中の学校内では、3年生のラストスパートで頑張る姿が多く見られました。そのひたむきに努力する姿を見て、やるときはやる北海生らしさを感じ、大変うれしく思っています。

今日からは、新年になったという節目と、いよいよ学年末に向かっていくという意味からも、ぜひ「勉強を大切にする」その姿勢づくりに更に努力する。そんな学校を皆で作っていって欲しいです。改めて、3年生は明日からのセンター試験をかわきりに、いよいよ入試本番となります。最後まで自己目標の実現・志望校合格に向けてベストを尽くし頑張ってください。良い結果となるよう心から祈っています。1・2年生諸君は、春休みを含むこれからの過ごし方が大変重要です。今までやってきたことを基礎に、徐々に実力養成の時期になります。それは将来の自分のあり方を決定づけるものになります。そのことをしっかり自覚した生活をして下さい。

さて、今日はいざとい時に発揮させたい力、「潜在能力」について少し話をします。私たちは「自分の持っている能力がどんなものか、実は解っているようで解っていない。それが現実のようです。このことは、脳科学者の茂木健一郎先生も話されていました。

ことわざで「火事場の馬鹿力」というのを聞いたことがあるんじゃないか思いますが、その由来は、「ひとたび火事などが起きて、気が動転すると、思いもよらない力で重たいものを外に運び出した」なんていうことがこの言葉の説明になっています。実はこういった事例は本当にあるらしく、普段から強い思いを持っている場合、いざという時に脳内にある制限(リミッター)が一時的に解除されて、似たような力を発揮することがあるといいます。

逆にいえば、普段から「出来ない」「無理だ」と決めつけてしまっていれば、もう無意識のうちにその行動にブレーキをかけ、力は出せないということになります。つまり、私たちの普段の生活では、本来持っている能力の限界よりも、ずっと低いレベルの力で生活していることになるのでしょう。まだまだ出せる力が残っているのに、脳が設定したレベル以上の力が出せないのは、私たちの「思い込み」に他ならないといってよいのかも知れません。

詩人で、画家としても有名な星野富弘さんという方がいます。星野さんは群馬県で中学校の体育教員でしたが、部活動の指導中に事故に遇い手足が不自由になってしまいました。事故直後は当然、「夢も希望もない」という状況です。せっかく体育教員となり、人に感動を与え、人を育てることを使命と考えていた訳ですから当然です。しかし、星野さんは気持ちを伝えようと、口に筆をくわえて字を書くようになります。はじめから上手なわけではありません。しかし、続けて絵も書き始めました。後に星野さんは、「自分にはもう自分を活かす将来の可能性はないと思うのは、思い込みでしかない。私はそのことに気づき、脱却できたからこそ自分の絵や詩の分野における潜在能力を開花させることができたのだ」といっています。

私たちにも自分でも気づいていない未知なる能力が数多く眠っていることは間違いありません。まして、皆さんのように勉強や進路、部活動などで目標をはっきりと持ち、努力しようとしている人たちは、更なる能力を開花させる可能性は十分にあると思います。すべての人に存在するこの貴重な力を、いざという時に発揮させるためには、私たちは普段から何をしておくべきでしょうか。多分、それはひたむきな努力を積んで、丁寧な生活を続けることではないかと思います。目標を持つだけではなく、強い信念も必要だと思います。ここぞという時に思い込みのブレーキを解除して、その力を得られるよう、これからも自分づくりに努力を惜しまないで頑張ってください。